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正攻法と成功法 

最近、成功者の名言集を目にする機会がありました。Amazon創業者のジェフ・ベゾスの言葉に孤独の果てに成功がある。人の10倍の挑戦と挫折と失敗をしなさい。新しいことをすれば必ず批判と非難は付きもの。それを経て先にあるもの。つまらない人と交わるな。という格言にも目を奪われました。アップル創業者のスティーブ・ジョブズは他人の人生を生きてはいけない。自分の人生の大切な時間を奪われることなく生きなさい。人生は短い、と。ユニクロ創業者の柳井正氏は10回挑戦すれば9回は失敗するという覚悟で生きろ、と。組織は少数精鋭で。お付き合いなどいらない、と。私も自営業なのでいずれも我が意を得たりです。

人間は結局は頭の中で想像した以上のことはできないしそれ以外の人生などあり得ません。かつて養老孟司氏は「唯脳論」という著述の中でこの世のすべてのものは脳に集約される、そして人間が頭の中で考えたことしか現実にはかたちにはならないと説きました。同感です。仏教の業論も同じかと。身口意という三業(三密)によって人間は自分の頭の中で考え、言葉を発しそれが元となり行動に移るものです。常によいことを考えよい言葉を発すればよい行動ができます。志高く夢を抱きそれを言語化する、するとそれが魂に刷り込まれてその人の運命をカタチどっていくものだと思います。自分の心、心がけ次第で決まるのかもしれません。言葉は言霊(コトダマ)と言われる由縁かと。

イチロー選手は小学校6年時に将来の夢はプロ野球選手、そして大リーガーとして活躍したいと作文に書いたそうです。恐れ多いですが私は中学1年時に将来の夢は企業の社長になることでした。今、そうなっていませんが言葉に出していったことはやがて本当になります。少なくとも事業家的センスはもしかしたら当時からあったのかもしれません。今は法律の勉強を主にやっていて従的に宗教、哲学、古典のインプットです。がそれでもビジネス書やビジネス番組、動画(YouTube)への関心がもっとも高く世界を変えるビジネスへの飽くなき挑戦はしていくつもりです。構想は常に練っております。自分の身体をデザインすることも好きでトレーニングは欠かしません。バキバキにキレッキレにしておくことも抜かりなくやってます。それに瞑想も抱き合わせます。私は成分献血も二週間に一度のペースで欠かしません。定期的な寄進もしており応援している寺院やスタートアップにはこれからは特に無償の出資をしようと考えております。すでに進行中ですが。利他による社会貢献は僧侶としても当然だと思います。物心両面で与えることが菩薩行であり修行です。毎日毎日、20人分のお弁当をつくることも日課です。そのための買い出しも一日おきになります。将来的には喫茶店や食堂の計画があるため指導者としても腕を磨いております。和洋中、精進料理とほぼこなします。蕎麦打ちも含めて。グループホーム(シェアハウス)やワーキングスペースも建設予定です。寺町構想による町おこし、地域活性化のための事業計画を策定中です。行政との連携も必要にはなってくると思います。理想的な新しい寺町づくりとしての働き方、生き方、死に方を提案してまいります。ご期待ください。そのために大起業家や世界的コンサルタントから貪欲に学んでいるのです。

マッキンゼーの社員による働き方の動画の中で瞑想と運動の推奨がありました。それと何をしないかという戦略。すぐにやる行動。決めることを少なくしてシンプルに生きること。スティーブ・ジョブズは黒のTシャツ、ジーンズ、決まったシューズにしていたのはビジネスに集中するための彼なりの工夫だったそうです。選択肢を少なくしてより研ぎ澄まされた集中に心血を注ぐ哲学は必要かもしれません。日本人はもっと海外に行かないといけないし小さくまとまってはいけません。宗門は内向きでとてもつまらないです。刺激もないし魅力もありません。人もいません。基本的に選手は指導者の力量を超えられません。子どもは両親の器量を超えてくることは常識的にはありえません。そのために私は子どもたちに一切の口出しはしないようにしております。私の亡き両親のように割と口うるさいと子どもは萎縮してしまいます。宗門の中にいたら成長はしないと思います。檻の中で右往左往している人種になってしまいます。規制緩和をして小さな小さな宗門機構にしてもらいたいと思います。その上で飛躍のある優秀な人材の育成や事業の発展に寄与してもらいたいものです。

私の方は師父の十七回忌、実弟の三十三回忌、母の三回忌を終えて第二の人生をそれなりに満喫しております。これでもう恐れるものは何もなく悠然と泰然と自然体で余裕も持ちながら堂々とやっていくつもりです。宗派の衰退など心配することなく我が人生を謳歌し範を示したいものです。おかげさまで経済は絶好調です。さらに事業を推進させて加速度的発展に舵を切っていく所存です。人生は短いしいつ終わるかなどわかりません。悩んでいる暇は本当はありません。身辺整理は常にしておくべきだし掃除は毎日しないといけません。くよくよしている場合ではありません。涅槃寂静に向けて一歩一歩です。ゴールに向かって日々修行であり勉強です。

今は職員の体制も充実しております。財務も安定して企画書もよいものができております。円熟期にもあるのかと思います。第八樹木葬 個別納骨壇式墓所の売れ行きも好調です。墓じまいをして熊谷霊園見性院墓地にという方の問い合わせが急増しております。新しく墓地が欲しい方には第八樹木葬墓地はお勧めです。現在、息子はカナダの学校に行っております。来週からはここにイタリア人留学生がホームステイをします。見性院は未来のお寺をデザインして寺町大構想のプロジェクトを推進していきます。人材が整いつつあります。面白くはなってきました。いつもワクワクドキドキはしております。空想に浸り夢見る人生がもっとも幸せです。今日も法事も葬儀もあります。千客万来です。張り切っていきます。合掌

令和6年10月19日 母四回忌の日 秋快晴

 見性院住職

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