タイミー、三日目と京都と大阪
タイミーワーカーの三日目の方も真面目で仕事もよくやってくれて仏教にももの凄く精通している人でした、という報告が妻からありました。私のこともよく調べていて賛同しています、という支援者であったそうです。私の方は昨日から大阪と京都に来ておりました。出張のためワーカーさんにはお逢いできず先方様もたいへん残念がっていたとのことです。これで三日間、ワーカーさんの高評価で幸先はよさそうです。みなさん今の時代であり当院HPをよく読んで私のファンとなって来てくれるようでその仕事への熱量が違うようです。見性院の場合は新信徒はみなさんよく当院のことを調べてたいへん気に入り私のものの考え方に心から賛同して入会してくれる人がほとんどのため真面目な人が多いです。葬儀屋さんや石屋さんが連れてくるような人とは少し違います。昔からの檀家とも俄然違います。ここで働いてみたい、素敵なお寺様なので来ました。という人がタイミーワーカーさんも多いようです。必ずまた来ます、来たいです。もっともっとここで働きたいです、と言って帰られます。このマッチングが実によいと思います。ヒトの部分が先ず持って解決するかと思います。人材の確保です。
次にモノです。京都、大阪の仏具商、法衣店、伝統工芸品店に赴き買い付けをして来ました。母の追善供養のため総丈三メートル弱の梅花慈母観世音菩薩像。僧堂建立のための魚板。京簾。釣り燈明と行燈。法衣類。寺院荘厳具。と購入を決めました。カネの部分です。それなりには定期預金があります。安定した財務状況です。全体的に動きはあり好調です。設備投資をすればしただけ回収もできる好循環企業的寺院にはなっているようです。境内墓地にはほとんど空きがありません。墓じまいもしてもらえません。してもすぐにその跡地が売れてしまいます。上期のプロジェクトの総事業費だけでも3,500万円は降りません。寺院荘厳具や法衣袈裟類も大量に発注しております。それらを加味すればもっとです。コロナ禍でも攻めの姿勢を崩さず徹底して攻め抜いたため増収増益を記録しました。あの時でもそれだけできたので自信につながっています。それに比べたら今は大したことはありません。より積極的に打って出るつもりです。五十代最後の花道を自ら作り上げてまた自信をつけたいと思います。半年間は全力で走り抜きます。
今のところの予定では67歳で一線からは引くつもりです。それまでにはすべてのことをやり遂げます。同時並行で別の道も探りながら新しい人生にも切り替えていくつもりです。新規事業や脱皮した自分の道を探ります。75歳ではできれば林住期(臨終期)として隠遁生活に入れたらとも思います。もしかしたら今以上に忙しくしていて世界中を飛び回っていることも考えられますが。昨日も今日も宗教的ビジネスマンとして八面六臂の動きで大阪と京都を飛び回っていましたので先のことはわかりません。そのときの宗門が果たしてどうなっているのかなかなか予想はつきませんが先取りはして待っていたいとは思います。ただ個人的には75歳というのは後期高齢者であり社会からも定年として一線からは引かないといけないと思います。できたなら選挙権も被選挙権も自主返納して社会に迷惑をかけないようにすべきです。私もそうしたいと考えております。ただ世の中には高齢者であっても余人を持って代え難い有能な天才がいます。こういう人だけは特別扱いをしてもよいと思います。社会に役に立ち、なくてはならない存在として君臨してもらうことはありです。個人差はありますので年齢で分けられませんが日本社会には絶対的に定年は必要です。欧米のようにドライでクールな社会ではありません。どうしても義理と人情に振り回されてしまいます。長幼の序というものがあります。わきまえてもらうためにも年齢で差別化することは必要です。私も範を示したいものです。それではまた。ご機嫌よう。
令和7年2月6日 見性院住職